2025.12



社内LANに安心と安全を

未許可のスマホやPCは社内に接続させません

会社のネットワークは、企業に蓄積されたあらゆる情報への出入り口です。有線LANでデスクトップPCを、無線LAN(Wi-Fi)でノートPC・スマートフォンを利用するなど、毎日の業務でネットワークが利用されています。また、VPN(Virtual Private Network)接続によるテレワークも多く行われています。

誰もが無秩序に接続できる状態ではなく、決められた人、決められたPC・スマートフォンだけが接続できるように鍵をかけておく必要があります。

許可された人/端末だけがネットワークに接続できる、そのために必要なのが「ネットワーク認証」です。
NetAttest EPSは、ネットワーク機器と連携し、正しいユーザー・正しい端末・許可した端末によるVPN接続のみが社内ネットワークに接続できる安全な環境をシンプルに実現します。
また、許可されたユーザーによる不正端末の利用も防ぐことができます。

PCもスマートフォンも、これ1台で安全に接続

無線LAN

「PCも、スマートフォンも、未承認端末の不正アクセスを排除」

PCに限らず、スマートフォンなどの多様な端末のネットワーク認証が可能です。MACアドレス認証やIEEE802.1X 認証(EAP-TLS)などを利用した認証によって、未承認端末からの不正アクセスを排除します。

 

製造業、建築業、サービス業、医療、公共など、安全なネットワーク環境を必要とする様々な業界で利用されています。

 

文教分野においては、NetAttest EPSはMACアドレスフィルタリング(MACアドレス認証機能)を有する製品のため、GIGAスクール構想における校内LAN整備で利用できる無線LAN認証装置としてもご利用いただけます。

 

有線LAN

「ネットワーク認証とともに、利用者ごとの通信制御も実現」

MACアドレス認証やIEEE802.1X 認証(EAP-TLS)により、あらかじめ許可された端末だけに接続を許します。 さらにユーザー認証とダイナミックVLAN の組み合わせで、セキュリティ対策を含めたきめ細かいネットワーク管理も実現できます。

 

VPN「電子証明書(デジタル証明書)とワンタイムパスワードの併用で不正アクセスを完全ブロック」

電子証明書とワンタイムパスワード(ユーザー認証)を併用した強力なネットワーク認証環境も、NetAttest EPS なら1台で構築できます。

 

その他「さまざまなネットワーク認証でNetAttest EPSが活躍」

データセンターでは、サーバーやネットワーク機器へのコンソールログオン用の認証サーバーとして、 また会員向けWebサイトではユーザー特定を厳密にするための電子証明書発行システムとして、NetAttestはさまざまなシーンで利用されています。


“専門家”でなくても構築・運用可能な操作性

NetAttest EPSを選ぶ、3つの簡単ポイント

国産オールインワンアプライアンス製品なので特別な知識、

技術がなくても短時間で導入可能

NetAttest EPSは、企業のネットワーク認証に必要な機能がすべて揃った国産のアプライアンス製品です。サーバーの用意やOS、各種ソフトウェアのインストールといった高度な技術やコマンドの習得は不要で、極めて短時間にネットワーク認証システムを構築できます。

 

運用フェーズにおいては、汎用OSのように煩雑にセキュリティパッチを適用する必要はありません。また、機器専用のバージョンアップファイルを適用することで、パッチ適用によりシステムが不安定になる心配もありません。

直感的なWeb GUIは国産ならではの日本語表示で誰でも簡単に設定・運用が可能

管理画面はすべてわかりやすい日本語Web GUIで、設定や運用に特別なスキルは必要ありません。また、NetAttest EPSはGUIの英語表示にも対応しており、利用者のブラウザまたはシステム設定に応じて、表示言語を日本語・英語から自動的に選択し表示します。

 

バックアップ・リストア機能を備え万一の時も短時間で復旧・稼働

設定情報は1つのファイルに集約し、FTPサーバーへ定期的に自動でバックアップできます。障害発生時はバックアップされた設定情報を代替機にリストアするだけ。最短10分で正常稼働に復帰します。

長く安心して使える、認証基盤

NetAttest EPSを選ぶ、3つの簡単ポイント

専用アプライアンス製品なので壊れにくく、安定稼働、サポートも安心

NetAttest EPSはソフトウェアもハードウェアも最適化されたネットワーク認証専用アプライアンス製品です。2003年に販売を開始して以来、プライベートCA機能を持ったRADIUS認証サーバーアプライアンス製品として順調に実績を伸ばしてきました。ハードディスクレス ※ のため、トラブルが少なく、メンテナンスの手間もかかりません。また、長年培ってきたノウハウによる充実したサポート体制により、安定した運用を可能にします。 ※ DX版を除く

冗長化または分散構成をすることによりネットワークを常に利用可能な状態に維持

NetAttest EPSは二重化に対応し、万が一の障害時にシステムが止まる事態を防止します。分散構成(親子連携)にも対応しており、複数拠点に展開したNetAttest EPSの登録ユーザーの一元管理とNetAttest EPS親子間でのネットワーク認証連携を実現します。

また、分散構成として各拠点にNetAttest EPSを配置することで、拠点間ネットワーク(WAN)障害の場合でも拠点内のネットワークが止まることはありません。

さまざまなデバイス・ワークスタイルにも対応できる安心の認証基盤

NetAttest EPSは、Windows/Mac/iOS/Androidなど、広く一般的に利用されているデバイスやシステムと組み合わせた場合でも問題なく動作するよう、マルチデバイス・マルチベンダーへの対応を心がけています。

さまざまなデバイス・システム(ネットワーク機器など)が対応しているネットワーク認証方式やプロトコルに多く対応しているため、今後新しいデバイスがビジネスで活用されるようになった場合でも、企業内ですぐに活用できるような認証基盤を1台で構築します。ネットワーク機器との連携実績については、 こちら に掲載しています。

「人」や「接続場所」に応じたネットワークポリシー制御(グループ・プロファイル機能)

ユーザーやユーザーの所属グループ、端末の接続場所等に応じて、認証方式やネットワークポリシーの割り当てなどを柔軟にコントロールできます。

 

有線LANは社員全員が接続可能とする。

無線LAN(Wi-Fi)は申請者のみ接続可能とする。

社内の有線LANと無線LANは、電子証明書や固定のID/PWで認証。

社外から接続する場合は、“なりすまし”対策のためにワンタイムパスワードで認証。

社内の場合でも、アクセスする場所により、所属ネットワークを変更したり、接続を拒否する。

このような例の他にも、無線LAN機器と連携することで、コントローラー配下の無線LANアクセスポイントごとやSSIDごとの制御も行えます。

プライベートCA運用や規模に応じたさまざまな電子証明書発行・配布に対応

ボタン2クリックで電子証明書を簡単発行

NetAttest EPSは、本格的なプライベートCA(Certificate Authority:認証局)機能を標準搭載しており、電子証明書の安全な発行・運用をサポートします。管理者は、管理画面から2回のクリックでクライアント証明書を発行できます。管理者は発行した電子証明書を管理端末にダウンロードし、ユーザーに配布します。

証明書一括生成ツールによる電子証明書の大量発行

複数の電子証明書を簡単に一括生成できます。NetAttest EPSを利用し、さまざまなユーザー情報(EPSのローカルユーザーDB、CSV、AD、LDAP)をもとに電子証明書を生成できるため、大規模な証明書発行も容易です。

NetAttest EPS-apについて

NetAttest EPS-apは、電子証明書の運用と管理を一元化するオプションアプライアンスで、Windows、Mac、iOS、Androidなど多様なデバイスに対応しています。

 

クラウド証明書配布プランについて

クラウド証明書配布プランは、クラウド型認証サービス「 Soliton OneGate 」が発行する電子証明書を用いるオプションプランです。デジタル証明書の発行と管理をクラウド上で行うことで、システム構築と運用の手間を軽減します。

 

ワンタイムパスワード

電子証明書+ワンタイムパスワードの強固なネットワーク認証を1台で

証簡単導入、強固な認証を実現するワンタイムパスワード

ワンタイムパスワード用の認証サーバーを別に用意する必要がなく、シンプルかつ低コストなワンタイムパスワード認証環境を実現します。クライアント端末はPCに限らず、スマートフォンなども利用可能です。認証トークンには、特に金融機関への実績が豊富なOneSpan社(旧VASCO Data Security社)製のDIGIPASSを採用しており、利用シーンに応じてトークンを選択できます。利用者によるPINの変更は、カスタマイズ可能なNetAttest EPSユーザー画面から行えるようになっているため、利用者にとって使いやすいワンタイムパスワード環境を実現します。

※ワンタイムパスワード機能の利用には、トークンおよびワンタイムパスワードサーバーオプションの購入が必要です。

電子証明書と組み合わせた安全なリモートアクセス環境

ワンタイムパスワードだけでなく、認証プロセスに電子証明書を組み合わせることで、PCやモバイル端末のリモートアクセスの認証が一層厳密なものになります。

NetAttest EPSは、このような強固なリモートアクセス環境も1台で実現可能です。