2023.02

Mailセキィリティ・クラウドでできること

Mailセキュリティ・クラウドは、MailFilter on Clould、MailConvert on Clould、MailArchive on Clouldの計3製品から構成されています。各製品は組み合わせて利用できるため、ご購入後に製品を追加して順次機能強化を図ることも可能です。

MailFilter on Clould

機能概要

送信されたメールに対して一定時間の遅延やメール再確認、削除などを行う様々なフィルタールールを作成することができます。

また、承認機能を利用することで上長等の第三者によるダブルチェックも可能です。


メール送信遅延機能を用いた対策

1.送信されたメールをMailFilterで一定時間保留

2.送信者はWEB管理画面から保留中のメールの

 確認や削除を実施可能

 

※保留条件や保留時間等は柔軟に変更が可能


上長承認機能を用いた対策

1.送信されたメールをMailFilterで保留

2.送信者の上長・その他第三者はWEB管理画面から保留中のメール本文や添付ファイル等を確認し承認の上送信することが可能

 

※保留条件や保留時間等は柔軟に変更が可能


導入効果

・手動によるメール二重チェックの負担や抜け漏れの軽減

・宛先の入力ミス、ファイルの誤添付などのうっかりミスによる情報漏えい防止

・”機密が含まれたメールは第三者承認を必須とする”など、意図的な情報持ち出しの防止

MailConvert on Clould

機能概要

PPAP対策として、添付ファイルダウンロードリンク化を用いてセキュアなファイルの授受ができます。

また、宛先アドレスの強制Bcc変換などの誤送信対策機能も備えています。


添付ファイルダウンロードリンク化を用いた対策

1.外部への送信メールに添付されたファイルを分離

2.ファイルはダウンロードサーバーに格納、

 メール にはダウンロードリンクを記載して送出

3.受信者はダウンロードリンクをクリックし添付

 ファイルをダウンロード

 ※従来のZIP暗号化を利用することも可能


Bcc変換機能を用いた対策

1.メール一斉送信の際、To、Ccに設定されていた

 宛先をBccに変換してメールを送信

2.宛先変換後のToにはFromを入れるように設定

 ※ブランク(Toが空欄)も設定可能


導入効果

・添付ファイルダウンロードリンク化機能により従来の方式に比べよりセキュアな誤送信対策の実現

・柔軟な条件設定によるお取引先様への安全配慮の実現

送信者負担の軽減や、生産性の向上

機能概要

日々送受信されるメールを取得し、法令や監査、社内規定などの要請に応じて素早く過去の情報を検索抽出することができます。


メールアーカイブを用いた対策

1.送受信されるメールを取得、保管

2.インシデント発生時に期間や時間、キーワード

 など様々な要素から検索を実施し事後調査に

 備える

3.メールデータはemlやcsvで出力


メール監査機能を用いた対策

1.月次でメール内容や添付ファイルを確認

2.問題がなければ承認ボタンを押し、「いつ」・「誰が」承認したかを記録

3.必要に応じてメールの操作ログを確認


導入効果

・期間やキーワード、メールサイズなどの条件を用いた高度な検索機能

・過去メール参照を行うことでインシデント調査や、データ復旧が可能

・事後承認機能による後追いでの監査が可能

・メールの利用状況・監査内容のレポート出力による働き方の見直しが可能

添付ファイルダウンロードリンク化機能

・ビジネスにて日々やり取りされるファイルの授受に際して、「メールに添付して送信する」という利便性や

 手軽さを損なわず、従来のZIP暗号化方式の代替手段としてセキュリティ強度の高い誤送信対策を実施する

 ことができます。

 

・GUARDIANWALLのルールを設定することにより、宛先に応じてダウンロードリンク化の実施/非実施を

 規定したり、ZIP暗号化方式との組み合わせたりして使用するなど、実際の運用に応じてカスタマイズ

 することが可能です。

添付ファイルダウンロードリンク化機能

添付ファイルダウンロードリンク化機能