2019.08

業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」



fi-7140Gの特徴

働き方改革に向けてRPA (Robotic Process Automation) の活用が注目されています。データの転記、集計などをPCを使った定型作業を自動化することが可能です。しかし、RPAを導入しても大量の書類からのデータ入力が手作業のままでは、業務効率化の効果は限定されます。紙の書類からのデータ入力は”スキャナー×OCR”ソリューションとの連携が有効です。「fi-7140G」の多彩な機能が作業効率の向上を確実にサポートします。

大量の原稿を高速で読み取る「自動給紙機構 (ADF:Automatic DocumentFeeder) 」。原稿を読み取り面に置いて1枚ずつ読み取るという煩雑な手間を省き、作業を効率化します。

給紙時の紙の移動量検知により、紙詰まりを検出。紙が傷つく前に搬送を停止します。

サイズの異なる原稿も自動的にそのサイズで切り出します。原稿サイズ毎の設定が不要です。

世界主要国のプラスチックカード (厚さ1.4mm以下) を一度に3枚まで読み取り可能です。

ほぼ直線に近い原稿搬送ルートとなるストレートパスを採用。薄い紙や厚い紙、カールやしわの多い原稿、プラスチックカードなど種類やサイズを問わず安定した給紙が可能です。

ピックローラに左右が独立して回転することにより、1枚の原稿が傾いて給紙されても、次の原稿が追従して傾くことを制御します。混載読み取り時に有効です。

読み取った原稿に日付や英数字・記号などの識別番号を印字するインプリンタオプションをごご用意しました。



高機能なソフトウェアを標準添付

新しいユーザーインターフェース (UI) で操作性が大幅に向上。高度な画像処理で「fi-7140G」の性能をフルに引き出す新スキャナードライバや定型業務考慮した新イメージキャプチャリングソフトウェアなど高度な機能を搭載したソフトウェアを標準添付。

PaperStream IPは、様々なドキュメントを簡単かつ自動的に視認性に優れたイメージデータに変換するスキャナドライバです。分かりやすいUIと高度な画像処理の実現により、作業を効率化し生産性向上に大きく貢献します。

独自のニ値化画像処理技術 (iDTC) を用い、読み取る原稿に応じた最適なモノクロ二値画像を出力できます。これまでOCRが難しかった帳票もOCRに適したイメージデータに変換できます。

原稿の種類、状態に応じた個別設定をすることなく、視認性に優れOCRなどの後処理に適したイメージデータを自動的に生成します。カラー画像についても、「自動トーン調整」や「カラークリーンアップ」などの新機種により、スキャナーの機能をフルに活かした画像を出力できます。


PaperStream Captureは、業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」を利用して原稿を読み取るためのアプリケーションです。定型業務 (バッチスキャン) にフォーカスし、管理者・オペレーターそれぞれの視点に立った設計で、シンプルな操作性と生産性向上を実現します。

システムは自動化されても「納品書、請求書からのデータエントリーは、手作業で行っている」、「単純な作業だがミスは許されない」、「限られた人員で作業をして対応している」等、膨大な数にのぼる納品書や請求書からのデータエントリーは、経理部門にとって大きな課題となっています。スキャナーとOCRでデータエントリーの大幅な効率化が可能です。

●簡単作業の帳票OCRソフトウェア

-レイアウトが異なる取引書類の情報を明細行含めて抽出

-最新技術”OCRノイズ除去機能”により認識精度を向上

 

●データエントリー製品

-OCR定義のテンプレートで簡単導入

-進捗状況が一目でわかる確認修画面

-AIによるレイアウト学習機能で定義等のメンテナンス作業が不要

 

●サーバ製品

-サーバへの処理集約による事務集中・維持コスト削減