2021.07

情報漏洩対策シリーズ InterSafe ILP

InterSafe ILPは、「情報の持出し・持込み制御」と「持出し後の安全の担保」ができる、多層的な情報漏洩対策のためのソリューション。機能別の4製品を単体でも組み合わせでも、自社のセキュリティポリシーにあわせて自由に導入できます。

情報漏洩対策に合わせ、単一製品での使用はもちろん、製品を組み合わせて使用することができます。

製品の追加はライセンスの入力のみで完了。クライアントソフトを追加インストールする必要はありません。

■例えばこんなデータ管理

デバイスへの書出しを制御。書出す場合はWebで申請、上長が承認した場合のみ書出し可能に。

■例えばこんなデータ管理

デバイスへの書出しを制御。書出す場合はセキュリティか確保されたUSBメモリのみ可能に。

■例えばこんなデータ管理

デバイスへの書出しを制御。書出す際は、ファイルを自動暗号化。書出したファイルはサーバーにアーカーブ。

■例えばこんなデータ管理

ファイルを暗号化して情報を保護。外部に送信する場合はWebで申請。上長が承認した場合のみ暗号解除、セキュアファイルに変換。



InterSafe FileProtection

ファイルを保存した時点で自動的に暗号化&アクセス制御。

不正に持出しされても買得できないため、情報が漏洩しません。

ファイル単位で自動暗号化

■ファイル保存時に自動的に暗号化

 

あらかじめ設定したアプリケーションでは、暗号化されていないファイルを開いたり、保存した際に自動的に暗号化します。特別な操作が不要で、ファイル名・ファイル形式もそのまま。ユーザー、管理者ともに従来と操作が一切変わりません。自動暗号化の設定をしていない場合でも右クリックで簡単に暗号化可能です。

■万一ファイルが流出しても開封不可能

 

ファイル単位で暗号化するため、ファイルの保管場所にかかわらず暗号化状態が維持。「標的型サイバー攻撃」や「不正な持出し」、「添付ファイルの誤送信」等で万一流出しても情報が解読されません。さらに「個人データの漏えい等の事案が発生した場合等の対応について」に定められている、影響を受けいる本人への連絡や、事実関係などの公開などを省略することができます。


フォルダー単位で暗号化

■ファイル保存時に自動的に暗号化

 

自動暗号化フォルダーは、ファイルを特定のフォルダーに移動するだけで自動で暗号化することができます。


暗号化したままウイルス検知・全文検索

暗号化されたファイルは復号かすることなくウイルスの検閲・駆除、隔離を行うことができます。また、Windows Searchによるコンテンツ検索も可能です。

自動バックアップによるランサムウェア対策

ファイルを保存(暗号化)した時点で自動的にセキュリティフォルダーにバックアップファイルを保存します。セキュリティフォルダーに保存されたファイルは、専用ツールを利用しないとアクセスができないため、万一ランサムウェアに感染した場合でも、バックアップファイルを安全に保護し、確実に感染前の状態に復元することができます。



InterSafe PIS

サーバーやクライアントPC内から個人情報・マイナンバー情報を含むファイルを検出。

機密情報を漏れなく保護します。

個人情報を検出しファイル暗号化

InterSafe FileProtectionと連携して、検索対象エリアのファイルの中身までチェック。個人情報やマイナンバー情報が含まれているファイルを検出し、一括で暗号化することができます。

高い検査精度

24種類のデータベースを元に個人情報を検出。特に名字と住所の検出精度が高く、例えば「千葉県」のように「千葉」という名字が含まれる住所でも、住所と名字は区別して判断します。またExcelで住所が県、市区町村などで区切られている場合でも、住所として正確に検出できます。

圧倒的な速さで個人情報を検出

ファイルサーバー内の個人情報を含むファイルの検出までをスピーディーに行うことができます。また、検出項目を増やしても検査速度が変わることはありません。



InterSafe DeviceControl

PCから外部デバイスへのアクセス制御とログ取得を実現。

メディアへのコピーやプリントアウトによる不正持出しを防ぎます。

デバイスの制御

PCからの記憶媒体やスマホ、タブレットなど外部デバイスの利用管理はもちろん、ネットワークやプリンター利用制御、外部メディアへの書込み制御なども詳細にコントロール。データ持出しを厳密に管理することで情報漏洩を防止し、組織レベルでのセキュリティ対策を実現します。

私物USBメモリや外付けハードデイスクの利用禁止

あらかじめ登録したUSBメモリ、外付けハードディスク(

HDD)のみ書出しを許可する、といった設定が可能。個人情報を持ち込んだUSBメモリや外付けハードディスクを使用させない運用ができます。また、業務上必要な、取引先などから持込まれた社外のUSBメモリをILPシステムに登録したうえで、読み取り専用モードで利用することもできます。



InterSafe WorkFlow

データを書出す、持込む場合は、Web上で簡単申請・承認。

厳格な管理と運用負荷の低減を両立します。

外部デバイス利用申請・承認

InterSafe DeviceControlで制御されている外部デバイスを、本機能により一時的に利用することができます。

申請時に利用期間を設定すると、期間終了時には自動的にデバイス制御が再開されるため、システム管理者の手を煩わすことない運用が可能です。

ファイル書出し/持込みの申請・承認

InterSafe DeviceControlで外部デバイスが制御されている場合でも、申請し承認が得られればファイル単位での書出しが可能となります。申請者は書出したいファイルを右クリックし申請、上長はファイルの中身を確認した上で承認・却下の判断を行います。承認されたファイルのみ書出し可能で、高額メディアへの書出し時のライティングソフトに依存することなく、ファイル単位に制御します。書出し可能な期間や回数を設定することも可能。承認者が自ら書出す場合は、申請・承認プロセスを簡素化することもできます。ファイルの持込み申請・承認にも対応。USBメモリや外部ネットワークからの不正なファイル持込みを防ぐことができます。


ファイル書出し後のセキュリティ

承認されたファイルをリムーバルディスクなどに保存するタイミングで、自動的に自己復号型暗号ファイルやパスワード付きZIPファイルに変換。書出し後のセキュリティを強化します。書出したファイルの履歴(ログ)管理だけでなく、書出したファイル自体もサーバー上に保存されるため「誰が」「いつ」「何を」書出したか、履歴に確認が可能です。



InterSafe File Transporter

異なるネットワーク間でファイル授受。

上司承認や暗号化で安全性を強固にします。

ファイル転送

ネットワーク間でのファイル転送をブラウザ経由でエージェントレスに行えます。上長承認や暗号化機能を搭載し、ファイル無害化製品やデバイス制御製品と組み合わせることで利便性と安全性をさらに強化します。


ユーザー毎・ネットワーク別の柔軟なポリシー

グループ・ユーザー毎にデータ受渡しの方向性指定、暗号化、申請・承認等、柔軟なポリシー制御が可能です。またそれぞれのネットワークで異なる設定を付与することもできます。



InterSafe File Sanitizer

■ファイル無害化(DeeP CDR)

ファイル内の脅威となり得るマクロやリンクを削除・無効化したうえで、安全なコンテンツを再構築。ユーザビリティを損なうことなくファイルを無害化できます。Officeファイルだけでなく、画像ファイルなど100種類以上のファイル形式に対応可能です。

■マルチスキャン

30種類を超える実績あるアンチマルウェアンジンのシグネチャ、ヒューリスティック、機械学習により、マルウェアの99%以上を検知。既知・未知の外部脅威かわ徹底的に防御します。利用するエンジンは柔軟なパッケージオプションから選択いただけます。


ImteSafe DeviceControl・InterSafe WorkFlowと連携することで、外部デバイスから持込んだファイルによるマルウェア感染等を未然に防ぎます。ファイル持込み申請をする際に無害化処理し、結果が申請に反映されるため、管理者が確認したうえで承認できます。


InterSafe SecureDevice Ultimate

現在使用中のUSBメモリをセキュリティUSBメモリに変換。

小さなコストで大きなセキュリティを実現します。

多彩なセキュリティ機能

汎用USBメモリをセキュリティUSBメモリに交換できるだけでなく、変換時にセキュリティモードを選択できます。セキュリティモードは5種類。使用目的やポリシーに応じて、最適なセキュリティUSBメモリが作成できます。ハードウェアタイプのセキュリティUSBメモリと違い、普通のUSBメモリに戻したり、ライセンスを他のUSBメモリに再利用することも可能です。


ホストPCとゲストPC

セキュリティUSBメモリに変換時、USBメモリごとに使用するユーザーやグループを登録できます。登録したユーザーやグループが使用する場合には「ホストPC」として動作。通常のUSBメモリと同様に利用できます。登録ユーザー/グループ以外の人が使用する場合は「ゲストPC」として動作、セキュリティUSBメモリとして、設定されたセキュリティモードでの使用に制限されます。またクライアントソフト未導入PCでは、セキュリティUSBメモリの利用自体を禁止することも可能です。


持出し対策の強化

InterSafe DeviceControl、InteSafe WorkFlowと組み合わせでご利用頂くことで、さらなる持出し対策強化が可能です。通常の外部デバイスへの書出しを禁止し、InterSafe SecureDevice Ultimateで暗号化したUSBメモリであれば、書出しが可能です。その他のデバイスの場合、承認されたデバイス、ファイルのみ書出すことができます。